「「日本人が読み伝えてきた音読名文107選」濤川栄太(海竜社)」読みました!

    「日本人が読み伝えてきた音読名文107選」濤川栄太 著(海竜社)を読みました。
音読教育を35年実践してこられた濤川栄太(なみかわえいた)先生が、子どもたちに読み伝えてこられた音読名文のなかから、107選を内容によって7つに分けて収録された本だ。
濤川栄太先生は、1943年東京生まれの教育評論家、カウンセラー。

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    本の目次は、以下のとおり。

プロローグ-----三十五年前から実践してきた「音読」の効果
・音読はなぜ頭と心を鍛え、大人も子どもも劇的に変わるのか
・音読で飛躍的に国語力がつき、他の教科もできるようになる
・無気力・無関心・無感動の子どもの目に輝きが
・かつて寺子屋で意味のわからない論語を素読させた意義
・全国に広がる音読運動の輪

1  いやし・きらめき・生きる歓びをしみじみと感じる

2  元気・勇気・困難と戦う思いがこみあげてくる

3  雄々しく、やさしく、繊細な自然と溶けあう

4  しのぶ、燃える、秘める、人間臭い想いに浸る

5  真理・真実・道理・正義にできるだけ近づきたい

6  戒めの心、ストイックな自問から、人生の深みを知る

7  人間の内面世界、そして表現-----この神秘なるもの


あとがき

作者略歴

出典一覧



     子供の頃の気分に戻って音読してみると、色々な発見がある。

特に以下の文は面白く思った。

凡そ書をよむには、いそがわしく、はやくよむべからず。ゆるやかにこれ読みて、字々句々、分明(ふんみょう)なるべし。一字をも誤るべからず。必ず心到り、眼到り、口到るべし。この三到の中、心到りを先とす。-----(和俗童子訓    貝原益軒)

      スローリーディングを 貝原益軒先生も推奨しておられた
       というのは初めて知りました。

少くして学べば、則ち壮にして為すあり。壮にして学べば、則ち老ゆとも衰えず。老いて学べば、則ち死すとも朽ちず。-----(言志四録     佐藤一斎)

      「死すとも朽ちず」というのは夢のような良い言葉だと思いました。

進め、何処までも進め。-----歓喜と満足とは前にありて後ろにあらず。(内村鑑三)

      明治時代の思想家・宗教家・教育者であった内村鑑三先生の
       見識の深さと常に前を向いて進む姿勢には圧倒されました。
        急ぐことはない。正しい道を見極めて、ただ前進すれば、
         歓喜と満足にぶつかる。その通りだ!と思います。

   音読の力と古典に含まれる名文の力を、再認識させてくれる本でした。


参考ホームページ:

海竜社      http://www.kairyusha.co.jp/

濤川栄太    http://www.namikawa.net/profile.htm

貝原益軒アーカイブ  http://www.lib.nakamura-u.ac.jp/kaibara/

佐藤一斎とは 
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E8%97%A4%E4%B8%80%E6%96%8E

内村鑑三とは
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%85%E6%9D%91%E9%91%91%E4%B8%89


高瀬事務所  http://www.e-adviser.jp/tmitakase/





日本人が読み伝えてきた音読名文107選

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