「「語り継ぎたい日本語」齋藤孝監修、駿企画編集協力(ぶんか社文庫)」読みました!

   「語り継ぎたい日本語」齋藤孝監修、駿企画編集協力(ぶんか社文庫)を読みました。
株式会社サンガ2004年刊行の『忘れていた日本の懐かし言葉』を原本にして、大幅に加筆・修正・削除・再構成して改題した本だそうだ。
齋藤孝先生は、1960年静岡生まれの教育学者。明治大学文学部教授。

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   本の目次は、以下のとおり。

一の章    日本人らしさがキラッと際立つ日本語

二の章    「通」だ「粋」だともてはやされる日本語

三の章    男と女の愛と性の真実がわかる日本語

四の章    どこか知性あふれる風流な日本語

五の章    「そしり」や「悪口」から身をかわす日本語

六の章    躾の中に生かせる日本語

七の章    季節の移ろいを愉しむ日本語

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    感覚は、言葉とともに育つ。日本語の言葉に備わった貴重な感覚を語り継いで、日本人が失ってしまった美意識を取り戻そう!粋な日本語、風流な日本語を知らなければ、粋を理解することも風流を理解することも、美意識を共有することも難しい!という齋藤先生に主張に同感です。

    それにしても、

呷る(あおる)

嘲る(あざける)

論う(あげつらう)

蹲る(うずくまる)

堆い(うずたかい)

戦く(おののく)

嘯く(うそぶく)

徐に(おもむろに)

谷まる(きわまる)

頽れる(くずおれる)

傾げる(かしげる)

漫ろ(そぞろ)

敲く(たたく)

夙に(つとに)

床しく(ゆかしく)

胡散臭い(うさんくさい)

猪口才な(ちょこざいな)

など  昔の日本人が使っていた言葉が、最近ではほとんど使われていないことに、あらためて気づきました。

ギリシャ神話や古代オリンピックのころのギリシャ人と、いまのギリシャ国民とは、全く民族が違うということは聞いたことがありますが、奈良時代の日本人、平安時代の日本人、鎌倉時代の日本人、室町時代の日本人、江戸時代の日本人、明治時代の日本人、昭和時代の日本人、平成時代の日本人が、民族が違うとは思えません。
言葉というものも、意識して使いこなすようにしていないと いつのまにか退化していくもののように感じられました。

   齋藤先生が「座右のゲーテ」P94に書いておられた 「本や論文、卒論を書くときも、書きやすいからといって、小さなテーマや二流の作家で書いてしまうと、それは自分の資本にならない。 憧れを持ってある人を徹底的に勉強することで、その人を資本にしていくことができるのだ。 知力の資本は 自分でエネルギーを費やしてつくるものである。 それだけに、くだらないものではなくて、集中していちばんいいものを対象にせよとゲーテは言う。」という言葉を実感できる本でした。



参考ホームページ :

齋藤孝            http://www.kisc.meiji.ac.jp/~saito/

ぶんか社  http://www.bunkasha.co.jp
  
高瀬事務所     http://www.e-adviser.jp/tmitakase/




語り継ぎたい日本語 (ぶんか社文庫 さ 6-1)

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