「「孤高  国語学者 大野晋の生涯」川村二郎 著(東京書籍)」読みました!

    「孤高  国語学者 大野晋の生涯」川村二郎 著(東京書籍)を読みました。
川村二郎(かわむらじろう)さんは、1941年 東京生まれの文筆家。
元『週刊朝日』編集長、朝日新聞編集委員。
大野晋(おおのすすむ)さんは、大正8年東京深川生まれの国語学者。
        (1919.8.23-2008.7.14)
    日本語の形成、日本語の源流というテーマの追求をライフワークとして、日本語の起源は南インドの古代タミル語にあったとする「日本語タミル語同系論」を唱え、国語学会の内外に衝撃を与えた孤高の学者の生涯を、生い立ちから世話になった恩人・友人・知人との交流やエピソード、言葉にさかのぼって、生き生きと再現して描いたおもしろい本だ。 新聞、雑誌などの記事や対談、テレビ取材での話、書かれた本の背景や状況まで丹念に検証して書かれており、昨年7月に逝去されてから、急遽依頼されてまとめた評伝としては、多少のミスがあっても 抜群の傑作に仕上がっている。 大正8年の誕生から、昭和7年の開成中学入学、5月15日の五・一五事件、昭和11年2月26日の二・二六事件、昭和13年の第一高校文科乙類の最下位合格、寮生活と読書、昭和16年の東大文学部国文科入学。橋本進吉教授の国語講義、昭和18年9月の卒業と昭和19年4月からの東大副手就職。昭和20年1月30日の恩師の死。 3月9日の東京大空襲。 8月15日のポツダム宣言受諾。
昭和22年・1947年4月から2年間の横須賀基地内の清泉女学院での国語教師のアルバイト。
その後、新設された学習院大学文学部での講師のアルバイトから、昭和27年・1952年の助教授就任、昭和30年・1955年5月25日の『広辞苑』の完成、昭和35年・1960年の教授昇進。 昭和49年・1974年の『岩波古語辞典』完成。 昭和55年・1980年9月の南インドでのフィールド・ワーク、平成2年・1990年の学習院大学定年退職。 平成5年1993年『係り結びの研究』で読売文学賞受賞。 平成11年・1999年『日本語練習帳』が100万部を超えるベストセラーとなり、井上靖文化賞受賞。 平成12年・2000年に日本語とタミル語の比較研究の集大成、ライフワークとなった『日本語の形成』完成。
1人の学者の生涯を時代とともに描いた壮大な物語だ。

    北村薫さんの小説「鷺と雪」は、昭和9年・1934年の浅草新橋地下鉄銀座線開通当時から昭和11年・1936年2月26日の朝までの東京を舞台に 山の手の女学生の眼から見た世界を描いた物語だが、その同じ時代が下町の中学生の生活を通して描かれているようで、戦前の東京の中学生、高校生の生活世界が伝わってくる。

画像


     本の目次は。以下のとおり。  

プロローグ   熱風

第一章     下町

第二章     山の手

第三章     戦争

第四章     敗戦

第五章     国語

第六章     タミル語

エピローグ   遺言    


 あとがき

 大野晋関連年譜  

 参考文献   


    
     日本語をめぐる明治維新以来の葛藤や、日本語の起源をめぐる様々な仮説とその検証の過程がよく分かる本でした。 「75年後には、僕の仮説が定説になっていると思うな」というのが、平成11年・1999年の学習院大学でのシンポジュウム以来の大野先生の言葉だそうですが、日本語の起源についての結論はまだ出ていない。
2075年までかかるのでしょうか?



参考ホームページ :
       
東京書籍      http://shop.tokyo-shoseki.co.jp/

岩波書店      http://www.iwanami.co.jp/

日本語練習帳   http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/43/9/4305960.html

岩波古語辞典   http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/08/6/0800730.html

    http://blog.goo.ne.jp/lazybones9/e/0b95f80678158b29899422f55ab5aaa9

広辞苑       http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%83%E8%BE%9E%E8%8B%91

国語学会     http://wwwsoc.nii.ac.jp/jpling/

 タミル語     http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%AB%E8%AA%9E

 日本語      http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E

日本語の起源  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%BA%90
  
学習院大学    http://www.gakushuin.ac.jp/univ/ 

清泉女学院    http://www.seisen-jc.ac.jp/uni/index.php

週刊朝日     http://publications.asahi.com/ecs/24.shtml

朝日新聞     http://www.asahi.com/

日本放送出版協会   http://www.nhk-book.co.jp

NHK           http://www.nhk.or.jp/

深川図書館    http://iko-yo.net/facilities/623

開成高校     http://www.kaiseigakuen.jp/

二代目伊藤忠兵衛  
 http://wapedia.mobi/ja/%E4%BC%8A%E8%97%A4%E5%BF%A0%E5%85%B5%E8%A1%9B_(%E4%BA%8C%E4%BB%A3)

大野晋とは    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%87%8E%E6%99%8B

辰野隆       http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%B0%E9%87%8E%E9%9A%86

石垣謙二     http://books.yahoo.co.jp/search?k=0&p=%C0%D0%B3%C0%B8%AC%C6%F3&s=-3&b=1&ty=1&ctp1=literature&ctp2=&ctp3= 

          http://www1.ocn.ne.jp/~kanamozi/hikari919-0501.html

          http://www.web-nihongo.com/dictionary/dic_yukaina/tatiyomi_02.html

高木市之助   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%9C%A8%E5%B8%82%E4%B9%8B%E5%8A%A9

五味智英    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%94%E5%91%B3%E6%99%BA%E8%8B%B1

時枝誠記        http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%82%E6%9E%9D%E8%AA%A0%E8%A8%98       

橋本進吉先生とは   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%8B%E6%9C%AC%E9%80%B2%E5%90%89

山田孝雄(やまだよしお)先生とは  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E7%94%B0%E5%AD%9D%E9%9B%84

西尾実(にしおみのる)先生とは   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%B0%BE%E5%AE%9F

新村出(しんむらいずる)先生とは   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%9D%91%E5%87%BA 

新村出記念財団            http://www13.ocn.ne.jp/~s-chozan/index2.html

丸谷才一     http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%B8%E8%B0%B7%E6%89%8D%E4%B8%80    

司馬遼太郎    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B8%E9%A6%AC%E9%81%BC%E5%A4%AA%E9%83%8E

松原孝俊     http://hyoka.ofc.kyushu-u.ac.jp/search/details/K000568/index.html

独立行政法人 国立国語研究所  http://www.kokken.go.jp/

内閣府 経済社会総合研究所   http://www.esri.go.jp/

日本FP協会              http://www.jafp.or.jp/   

高瀬事務所     http://www.e-adviser.jp/tmitakase/




孤高 国語学者大野晋の生涯
東京書籍
川村 二郎
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